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TPPの議論
2013年02月17日 (日) | 編集 |
2チャンネルにTPPの議論について誰かが書いていたものがある。

推進派:TPPに早く参加しないと世界経済から取り残されるぞ。
反対派:TPPは日米で参加国経済の九割以上を占める事実上、二国間協定なんだけど。
推進派:TPPでアジアの成長を日本に取り込むべきだ。
反対派:TPPには、中国もインドも韓国もASEAN主要国のインドネシアも入ってないのに?
推進派:TPPのショック療法で高関税と補助金漬けで守られてる農業を強く自立した農業に改革せよ。
    消費者の利益を優先せよ。
反対派:アメリカは日本より農業への補助金は多いんだけど。
    食は安全保障だから先進国はみんな儲け度外視で税金によって補助してる。
    日本のように買う時に払うか、欧米のように税金として前もって取られるかの違いでしかない。
推進派:TPPで関税がなくなったらアメリカで日本製品がどんどん売れるぞ。
反対派:日米の工業製品への関税は元々低いんだから変わらない、テレビは5%で車は2.5%。
    日本の消費税率以下の値段が下がった程度でどんどん売れ出すって考えは、楽観通り越して妄想です。
    車なんて現地生産が多いから元々関税は無関係だし。
推進派:国を開いて貿易立国だ!
反対派:TPPはブロック経済化なんだから、むしろ閉じてるでしょ。
推進派:TPPに参加しないと日本は世界から孤立してしまう。
反対派:TPP加盟・交渉国9ヶ国しか無いうち、TPP交渉国6ヶ国とは既に二国間協定を締結済みなんだけど。
推進派:世界で生き残れないぞ、世界に打って出る覚悟が必要だ。
反対派:その「生き残り」とか「覚悟」とか、安いサバイバル思考はどこから来てるの?
推進派:とにかく開国だ!
反対派:そもそも鎖国してないし、てか日本は世界でも最も平均関税率が低い国なんだけど。
推進派:現状に甘んじることなく、明治の先人のように勇気を持って未来を切り開くんだ!
反対派:明治の先人が必死に戦い獲得した自国の自治権を放棄するのがTPPなんだが。
推進派:うるさい!口を閉じろ!耳を塞げ!目を閉じろ!何も考えるな!黙って突撃しろ!!
反対派:・・・・・・・

素晴らしい。
これに加えて

推進派:TPPで規制緩和だ!
反対派:規制緩和はTPPとは別に必要なら緩和すればいい。逆にTPPをからめなければできないってのは政治家が無    能をさらけ出しているようにしか見えない。
推進派:とにかく参加を前提に協議に加わることが必要だ。
反対派:そもそもこの協議、密室で話し合われているわけだがそのこと自体に違和感がないの?
推進派:絶対必要なんだ!何を怖がってるんだ!

最後の問題が一番問題なんだよね。
おいらは詳しい内容はわからない。おいら以外の人だって密室で行われている参加協議であるから詳しくわかる人はいないんじゃないかな。
おいらが一番怖いのが、参加国内での二国間条約が拡大解釈されすべての参加国で有効となるオプションの存在にある。これが適用されるかどうかはわからないが、もし適用されればすでにアメリカ式が通用している国でアメリカとの間で文書化されれば自動的に参加国すべてで有効になってしまうことにある。
これで保険制度などが日本で崩壊する恐れがある。
ほかにも、食に関する基準が日本国内で崩壊することだろう。
BSEでの全頭検査がアメリカ基準に置き換えられる、遺伝子組み換えの食品の規制緩和が行われる、食品表示が緩くなるなど食に関する部分がなし崩しになる可能性が怖い。
金持ちは高い国産を利用すれば安全は保てるかもしれないが貧乏人は海外の安全ではないかもしれないものを口にする可能性が確実に広がる。
薬などの問題も同様になるかもしれない。医療費問題などで日本が進めるジェネリック薬などが認められない可能性を指摘しておきたい。薬が安価で使える日本の状況とアメリカの状況を考えれば不安は拭い去れないだろう。
盲腸の手術で数百万円かかる世の中は日本では想像できないだろう。
しかし、そういった不安がTPPではついてくることが問題である。
そして一番の懸念が推進派は国益にかなわなければ抜ければいいという声をだしているわけだが、そのことが一番の懸念だろう。本当に抜けることができるのか?という不安が一番だろう。
上で書かれている(ほかの人が書いた内容でほぼメリットがないことがわかるのに推進派は進めたがる理由はアメリカのご機嫌取りという受け止め方が一般的だろう。ならば、そういう人間が進める参加推進は途中で抜けるという選択などもともとあり得ないんじゃないかと思われる。

まぁ推進派がいう理屈はすでに基本的には論破されていると思う。
彼らが一応にいうのは協議内容を知らなければそもそも議論できないだろうというものだ。
しかし、本来メリットはほぼないとすでに知れているのだ。彼らが言う規制緩和はメリットの一つかもしれないが、おいらは何度も書いているが必要な規制緩和ならTPPと関係なしにやればいいのだ。
TPPのからめなければできないというのなら政治家が無能なだけである。
まぁ結局推進派は、自分たちの利益だけが優先なのである。それは結局既得権益を守ろうとしている人たちと何も変わらない。他人が持っている既得権益をわがものにするために動いているだけのことだろう。

まぁ結局は経済界が進めたいだけのこと。
おいらは今の経済界を信用していない。
自社の利益を上げることを優先にした結果が今の日本だと思っているからだ。
政治に影響を与えるような声を上げれる企業が海外に進出し日本から雇用を無くしていった張本人であり、円高で利益を失っていったときに雇用を切り得ていた利益は内部留保で海外に投資することで使っていったのが彼らなのである。
彼らの言い分が正しいとは思えないのだ。
彼らが正しいことをしていたなら今の日本にはなっていなかったと思っているのだ。
そして政治は彼らのためにあったと思っている。

TPPは参加しなくても問題はない。
本当に必要なら、インドネシアも参加するだろうし韓国なども同様だ。
それ以外で戦える形があることを推進派は言わないだけのことだ。
そのことが一番必要がない理由になると思う。
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